【鉄道】2022/02/05 JR東日本 ハイブリッド燃料電池試験車FV-E991系甲種輸送J-TREC出場(逗子)
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2022年2月5日JR東日本のハイブリッド燃料電池試験車FV-E991系「HYBARI」が神奈川県横浜市の総合車両製作所横浜事業所(J-TREC)より出場し、試験走行の行われる南武線の鎌倉車両センター中原支所(横ナハ)に向けて甲種輸送されました。
2022年2月5日は横須賀線逗子駅からJR貨物の川崎貨物駅までDE10 1666号機が牽引し、翌6日に南武線の武蔵中原駅までEF65 2139号機により牽引が行われました。
JR東日本のニュースリリースによると、この車両は「エネルギーの多様化」をコンセプトにJR東日本、トヨタ自動車、日立製作所が共同で開発したもので、水素燃料を基に発電を行い蓄電池に電力を貯めつつ、走行条件に応じ動力源を発電機もしくは蓄電池に切り換えてモーターを駆動して走行するハイブリッドシステムとなっています。
2両編成のFV-E991系はFV-E991とFV-E990からなり、FV-E991には主回路用蓄電池および電力変換装置を搭載し日立製作所が開発を担当。FV-E990の水素貯蔵ユニットなどは水素自動車のノウハウを持つトヨタ自動車が開発を担当しました。
今後2022年3月までに鶴見線、南武線尻手支線、南武線(尻手~武蔵中原)各線内で実証試験が開始されが行われる予定とのことです。残念ながら試験車両と言うことで、旅客を乗せる営業運転は行わないとことです。
今回は休日出勤により撮影に行くことができませんでした。よって写真や動画はありません。