【鉄道】80年代後半の横須賀線

2020年3月16日

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押入れの中から引っ張り出してきたアルバムに懐かしの横須賀線113系の写真がありました。113系は1969年に横須賀線に導入され、E217系にバトンタッチする1999年まで活躍した車両です。日付は前後しますが逗子から東京までの当時の様子をご覧ください。

逗子駅

まずは逗子駅付近から。下り列車で久里浜方の増結4両を切り離した場面。

下り逗子止まりの増結車両が電留線に引き上げられていきます。貫通扉に幌が付いています。113系では貫通扉を開け幌を渡す事によって基本編成と増結編成間を行き来することができました。

当時は増解結時に係員が線路に降りてジャンパー線を繋いだり外したりする作業が必要でした。現在のE217系は密着連結器の下に電気連結器が付いており、さらに乗務員室内から遠隔で操作できる解結装置があるため、上記の作業が不要となりました。

逗子駅東側の増結4両編成用の電留線の様子。

逗子ー東逗子間を走る久里浜ゆき電車。右端の線路は、当ブログでメインとなっている甲種輸送が行われる米軍池子線

大船駅

大船駅手前の築堤を下ってきた113系電車。

113系末期に登場したグリーン車で特急形電車485系のサロ485または489系のサロ489から改造されたサロ110。屋根が低く明らかに見た目が異なる異端車でした。側窓が固定式で2箇所だけ非常時に換気ができる構造でした。

大船駅に到着。乗務員室隣の窓が無い箇所はATC機器が搭載されているため。

大船電車区の事業用電車、クモヤ143がいました。当時は牽引用途の他に職員輸送用として使われていました。

戸塚駅

駅進入時の下り電車。

横浜駅

横浜駅を発車したところ。バックの首都高は今とあまり変わっていない光景ですね。左側のトラス橋は東急東横線です。

京浜東北線103系も当時はカラフルな混結列車でした。もと中央線と常磐線の車両でしょうか。

新川崎駅ー西大井駅

西大井手前、0系新幹線とすれ違いました。

西大井駅

86年4月2日に開業したばかりの西大井駅。113系とすれ違います。

東京駅

東京駅。房総特急183系「わかしお」が発車していきました。

おまけ

屋根裏鉄道をゆく横須賀線113系。

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