【鉄道】2020/02/20阿武隈急行AB900系(AB-2編成)甲種輸送J-TREC出場(逗子)
2020年2月20日神奈川県横浜市の総合車両製作所横浜事業所(J-TREC横浜)より阿武隈急行AB900系の第2編成(AB-2編成)2両が出場し甲種輸送されました。このAB900系はJR東日本のE721系や青い森鉄道703系、仙台空港鉄道SAT721系と共通設計になります。セミクロスシートで半自動扱いが可能な3扉の交流電車です。ワンマン運転が主体となるため、運転席周辺は青い森鉄道703系に準じてしるそうです。最終的に5編成まで増備されるそうです。外観は運転席周りが緑色に塗装されていますが、側面は殆どが無塗色で一部に阿武隈急行の「A」をモチーフにしたデザインとなっています。
阿武隈急行は福島県の福島駅から宮城県の槻木駅までの54.9km23駅の第三セクターの路線です。朝夕の一部列車が東北本線仙台駅まで直通運転を行っています。開業時から運用している8100系の置き換えが行われていくとのことです。
過去の甲種輸送の様子
【鉄道】2017/02/14JR東日本E721系1000番台甲種輸送
【鉄道】2017/01/24 JR東日本E721系1000番台甲種輸送
【鉄道】2017/01/12 JR東日本E721系1000番台甲種輸送
総合車両製作所製の車両は終電後に京急金沢八景駅そばの同工場を出て京急逗子線の3線軌条の上り線路を通り、神武寺駅横の引込線に留置されます。その後日中に新鶴見機関区所属のディーゼル機関車DE10(もしくはDE11)形が神武寺まで単機回送されます。
連結後京急神武寺駅横からJR逗子駅間はJR貨物の所有する専用線を経由し逗子駅に到着します。
今回の阿武隈急行の車両は横須賀線〜根岸線〜高島線〜新鶴見操車場〜武蔵野南(貨物)線〜東北本線の福島駅まで輸送されました。